ボゴール農業大学を訪れる

ジョグジャカルタからジャカルタに戻った私たち一行は、ボゴールにある「ボゴール農業大学」に向かいました。
前回、書いたように私たちはほぼ、Jamuへの期待はなくなってしまっていました。
現在の私から見ると、「まだJamuのことなど、ほとんど知らない状態である」と思えますが、当時の私は、やっぱり無理だよなぁ~という気持ちが強かったと思います。

さて、ボゴール農業大学では、Jamuの話というよりも、インドネシアの植物、特にスパイスやハーブについていろいろ質問し、答えていただきました。
そして、ひと言でJamuといっても、医薬品グレードのものからジャムウゲンドンが売っているような健康ドリンクまで様々なものがあること、グレードによって4種類のマークが付与されていること、Jamuの素材について検索できるサイトもあること、などの情報を得ることができましたが、当時は「期待よりも無理だよなぁ」の気持ちが強かったため、あまり会話が続かないようになってしまったのです。

そのとき、面談していただいたIrmanida(イルマニダ)教授から、ふと、アロマの話が出てきたのです。
私自身、インドネシアのエッセンシャルオイルについても興味を持っていて、「まだ日本では販売されていないエッセンシャルオイルがあったら、面白そう」と思っていたこともあり、私がそのような専門書を出版していた会社に所属していたこと、エッセンシャルオイルについても興味があることを伝えたのです。

するとIrmania教授から、こんな言葉が飛び出しました。
「来年、インドネシアでアロマテラピーの専門家が集う国際会議がありますよ」。
この言葉を聞いた私は、
「興味があります。もし開催日程などが決まったら教えてください。私も参加したいです」

ふつうなら、社交辞令のような会話。私も本気で答えたわけではない会話。

たったこれだけの会話が、今につながる最初のキーポイントになるのです。

詳しい内容については、2018年に入ったころに分かりますので、もすしばらくおっちゃんのJamu物語の続きをお楽しみください。

次回は Novaさんとの出会い です。