ジャムウゲンドンの村へ。ジャムウ市場を見学
ソロ市内から車で40~50分くらいにあるングテル村。ここはジャムウゲンドンの出身地として知られている村です。とは書いたものの、ングテルという読み方があっていたのかどうかは分かりません。後日、インドネシア人に伝えても、その村のことを知りません。現地でアテンドしてくれた方が日本語で書いてくれたのがこの表記でした。もしかしたら、読み方が違うかもしれませんが、いずれにしてもようやく王宮から広がったJamuのゲンドンの村にまでたどり着いたのです。
まず訪れたのは、Jamuの市場と呼ばれているところ。
建物の外には、鍋や石臼、かごなどジャムウゲンドンが使う道具がたくさん並んでいます。
また、外もそうですが、中に入るとJamuの素材となるスパイスやハーブなどを売る店が所狭しと並んでいます。
その一角には、ジャムウゲンドンがいました。すでに持ってきたJamuは売り切ったととのことで、帰り支度をしています。
基本的に市場内の撮影は禁止です。今回は村にあるJAMU協会の会長さんが市場で待っていたので、写真を撮ることができました。が、ちょうど行ったときに停電が起きていて、市場の中は真っ暗。肝心な写真が撮れなかったのが戸てのも残念でした。
市場を案内されながら、会長さんが話してくれたのが、
・Jamu協会に所属しているゲンドンは数千人いる
・Jamu関連の会社も参加している
・この村にある市場には、全国の畑から原料が届く
・仲介業者を含め、ここでJamuの原料を調達して各地のジャムウ関係者に販売している
・市場に出ているジャムウゲンドンは、商業省から許可を得て営業している
などでした。
そして、このあと、さきほど出会ったジャムウゲンドンの家に招かれ、もう少しお話を聞くことになり、向かいました。
次回は ソロの街で見かけたジャムウゲンドン です。