ジャムウゲンドンの村にたどりつく前に、初めてのソロの町へ
3度目の渡航となった今回。この旅のメインは、事前に調査項目を伝えていたアテンドしてくれる方から届いたメッセージでした。
「ソロでジャムウゲンドンの村があります。ゲンドンたちの団体があってそのトップの女性と会うことができますよ」ということ。しかもその村には、ジャムウの市場があるとのこと。
このメッセージを受け取ってしまったからには、行くか行かないか、というよりもJamuを知るためには絶対会っておきたい人であり、初めてJamuを知ってからずっと気になっていた「伝統的なJamuの基本はなんだ」の答えが見つかるかもしれないという期待感でした。
ということで、ジョグジャカルタとともにJamuの発祥の地となるソロ(スラカルタ)に降り立ったのです。
これまで、ジャカルタ、ジョグジャカルタ、バリに続く4都市目の場所・ソロ。ジョグジャカルタ同様、ここにも王宮があり、歴史的にはジョグジャカルタの王宮とソロの王宮が分かれた理由や今なおソロには2つの王宮が残されていること、王宮には王家の末裔が住んでいることなど、この物語も興味深い話になるのです。もし興味を持った方がいたら、WEBサイトなどで調べてみてください。
喧噪的なジャカルタ、歴史を感じさせるジョグジャカルタ、まさに観光都市であるバリ。それぞれ街の表情がことなるのも私がインドネシアに惹かれたところなのかもしれません。
そしてソロの街は、緑が多いとても落ち着いた街でした。本当かどうか分かりませんが、アテンドしてくれた方が話した「ソロの街がきれいなのは、王室の方の計らいで毎朝街の清掃を行っているからなんです」ということらしいです。
次回は ジャムウの村へ