ジャムウゲンドンの家に
Jamu市場を見学した後、私たちはある家に招かれました。
そこは、先ほど市場でJamuを売っていた女性の家です。
ここで、改めてJamuについて会長たちにインタビューをすることになったのです。
まずは、ジャムウゲンドンが作ったJamuを飲んだことがないとの話をしていたので、
Jamuを作ってくれるということで、台所に向かいます。
インドネシアの一般家庭に入ることも初めて、ましてや台所を見るなんて。
正直、「えっ」と思いました。土間で暗く、日本人からすると、「衛生面は?」と思ってしまいますが、
それが現実でもあるわけで、そうした中でジャムウゲンドンは人々のために毎日ジャムウを作っているのです。
材料は生のターメリックやタマリンドなどを使った「Kunyit Asam」。ほかの材料を聞いたのですが、メモがどこかにいってしまったので、記憶で書いていますが…。
生の材料を臼に入れ棒で砕きます。そこに水を入れふるいを使ってスパイスとドリンクを分けて作っていました。
実は、この後会長のインタビューでも言っていましたが、「Jamuの作り方やレシピは普段は見せない、教えない」そうです。
幸運にもジャムウゲンドンが作るJamuを目の前で見ることができました。そして生のJamuの味も初めて体験することができたのです。
次回 ジャムウの神髄にたどり着く? です。