インドネシアとウンピンを繋げたもの

さて、企画書の依頼を受けたものの、知識など全くない状態でした。
とりあえず、インターネットで「インドネシア」「ウンピン」「メリンジョ」などと打ち込みながらヒントを探しました。

いろいろ探している中で、ウンピンは植物であることから、ハーブやスパイスなどのキーワードが上がってきました。

実は、これまでジャムウのおっちゃんは、美容や健康にかかわる原稿やディレクションを仕事としており、エステティックサロンやアロマサロン、あるいはセラピーサロンの方々と交流がありました。今もその延長で仕事をしていますが・・・。

ハーブやスパイスは、知っています。その中でインドネシアが世界有数のハーブスパイスの宝庫であり、はるか昔から、スパイスの国と呼ばれヨーロッパ各地にスパイスが運ばれていた歴史を発見。その中に出てきた言葉に「Jamu(日本語ではジャムゥあるいはジャムウと表記されていた)」があったのです。

いくつかのサイトで「ジャムウはインドネシアの漢方薬」「ジャムウはアーユルヴェーダ由来」「インドネシアに伝わる伝統療法」などと書かれていたことで、「企画書のキーワードとして使えるかも」と思ったのが、始まりでした。

しかし、一方であるサイトでは「ジャムゥは精力剤」あるいは「Jamuは女性の下腹部のにおいを消す石鹸」だったり「女性の下腹部の締まりをよくするスティック」などと書かれているものもあり、なんとなく胡散臭いイメージも同時に思ったのです。

しかし、Jamuそのものがどういうものであるのかは別として、インドネシアとウンピンを繋げるキーワードとしてJamuという言葉とインドネシアが世界有数のハーブスパイスの国である」ことが、企画書のためだけではなく、インドネシアという国、そしてJamuというものに興味を覚えたのでした。

次回は、初めてインドネシアに降り立った です。